正しい応急処置 Blog
今回は、応急処置についてお話しします。
☆虫歯で歯が痛い場合
・どうしても歯科に行けない場合は、市販の鎮痛剤を服用してください。ただし、効能の欄に【歯痛】と含まれているものに限ります。また、規定量以上の服用は、体に変調をきたす恐れがあるので絶対に避けてください。薬を一日の間に繰り返し飲む場合は、最低でも6時間は間隔を空けてください。
☆歯が根っこごと抜けた場合
・ティッシュで拭いたり、水洗いをしたりするのは避け、そのまま【歯科保存液】(薬局で販売)につけるか、牛乳につけてできるだけ早く歯科医院に行きましょう。
☆差し歯が折れた・入れ歯が割れた場合
・接着剤などでくっつけがちですが、これは絶対に避けてください。差し歯は接着の際にばい菌が入ったり、隣の歯にくっついたりすると様々なトラブルの原因になります。入れ歯もズレてくっついてしまうことで、噛み合わせが変わってしまいます。うがいなどで口腔内を清潔に保ち、早めに歯科医院へご来院ください。また、折れた差し歯・入れ歯を全てお持ちください。
※これらはあくまでも、応急的なものです。どのトラブルでも、まずは歯科医院へお越しください。