CASE 包括的歯科診療の実例紹介
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包括的な歯科診療を行うことで、見た目の美しさのみならず機能面でも大きく改善しました。
実際にどのように治療を進めていったのか、ご紹介いたします。治療前
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治療後
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治療前の状態
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笑っても下の歯しか見えないことが悩み
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X-RAY診断を行います
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下の歯が出すぎている。歯ぐきのラインの不正かみ合わせ不全の改善のため矯正治療を開始。
上の奥歯は抜けたままになっていました。
右上のゴールドの支台は歯が汚染せれていませんが、左の銀色の支台は歯が汚染されています。なぜ違う材質にしたのかはわかりませんが、このようにかぶせ物を支えている歯の汚染レベルが材質によって変わります。
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下の歯が内側に入り始めました。
上の歯の歯肉のライン(歯頚線)がそろってきています。
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奥の歯をかみ合わせに参加させるために手前に引き寄せました。
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治療計画 ワックスにて患者さんの顔にあった歯や歯並びを計画します。
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インプラント埋入
歯がなくなって周りの骨も吸収してしまい陥凹しています。
ドリルで穴をあける方法ではなく、
リッジエキスパンジョンというテクニックを用い
骨幅を広げてインプラントの埋入スペースを作ります。インプラントを埋入し、歯槽骨も拡張できました。
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左上は最初に入っていた金属の影響で
少し歯肉が黒くなっています。歯肉の漂白を行います。
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あごの動かし方をサポートする歯並びが出来ているか確認
上の歯と下の歯が同じ位置だったがかみ合わせが出来た。
上の歯がきれいに見えるスマイルに変化
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左右真ん中から2番目の歯歯ぐきのラインをそろえます、2週間位で改善しました。
歯がないところはあごの骨がやせてしまいます、そこにご飯などが入りやすいので連続性が保てるように歯肉の移植をします。
歯槽顎堤の幅が増えました。
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顔の状態を模型上で評価して最終補綴です。
最終補綴
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審美的なことももちろんですが、かみ合わせも上下の隙間がなくなり、お食事もおいしく頂けるようになった、特に前歯に隙間があり噛み切る事が出来なかったたことが改善して良かったとの事。