皆さんの歯を守る歯の根の治療

神経は取った後が大事！

虫歯が進行して神経が虫歯に侵されると、ひどい激痛に襲われ、

神経を取り除く治療が必要となります。

しかし、神経は「根管」と呼ばれる歯の根っこに入っています。

そのため、虫歯菌がこの根管全体に広がっている可能性があり、

単に神経を取るだけでは、また虫歯になってしまいます。

そこで根管をしっかり掃除し、さらに薬を詰めやすくするため、

形を整えなければなりません。

それが「根管治療」です。

また根管は太くて真っすぐしていなく、0.5ミリ以下と細く、

曲がっていたり、枝分かれしていることも珍しくありません。

もちろんはっきり見えるわけでもありません。

実は「根管治療」はとても緻密で難しい治療なのです。

患者さん的には地味な治療かもしれませんが

もし根管内に細菌を取り残せば、確実に再発を引き起こします。

その時は歯を残せる保証はありません。

根管治療は貴重な温存治療です。

豊かな食生活を一生続けるためにも、ぜひ最後まで治療を受けてください。